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ワークショップ 第5部

AIコーディング事例紹介
+まとめ

今日作ったシステムは"入口"です。
その先にどんな景色が広がっているか、のぞいてみましょう。

所要時間:45分
右矢印キー または 画面右をタップで開始

残り30分でお話しすること

ここまでで「AIに頼んでコードを動かす」体験はひと通り完了しました。
最後に、この延長線にある世界うまくいくコツをお持ち帰りいただきます。

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AIコーディングの事例紹介

実際にAIで作って運用している4つのシステムをご紹介します

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AIにコードを書かせるコツ

今日の体験を振り返りながら、うまくいくポイントを整理します

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まとめ・質疑応答

「AIでここまでできる」の全体像と、皆さんの質問にお答えします

今日作ったものは、実は"入口"です

たった3つのプロンプトで、ニュース収集 → AI解説 → LINE配信 → 毎朝自動実行までつながるシステムが完成しました。
同じ延長線上で、もっと複雑なことも作れます。

今日 体験したこと

プロンプト1〜3で
シンプルな業務自動化を作った

この先にある世界

AIタスク管理/カスタマーサポート/
自動記事生成/サイト診断…

これから紹介する事例は、すべてAIと対話しながら作ったものです。
今日の「プロンプト → コード → 動かす」の延長にあります。

AIと二人三脚で回すタスク管理

「頭をストレージから解放する」をコンセプトに、Web UIとAIを組み合わせた個人用のGTDシステムです。

タスク管理システムのアーキテクチャ図
  • PC・スマホ・タブレットどこからでも、カンバン/ガント/カレンダーで操作
  • 自然言語で「〇〇追加して」「今日の優先順位を考えて」とAIに依頼できる
  • タスクの分解・見積・週次レビューをAIが提案、最終判断は人間
  • 月額コスト0円で運用(Vercel Hobby + Neon Free + サブスク内AI)

お問い合わせ回答の下書き自動化

お客様からの問い合わせに対して、AIが調査・下書き・品質チェックまで一気にやってくれます。担当者は「OK」と言うだけ。

お問い合わせ回答作成システムのプロセス図
  • コード・DB・エラーログ・決済情報を横断調査して下書きを作成
  • 正確性・表現・機密情報漏れなど8項目を自己チェック&自動修正
  • 承認すればナレッジ化まで自動。チーム全員に即座に共有される
  • 最終判断は必ず人間。本番データの変更は一切しない設計

マルチチャネル情報発信の自動化

今日のワークショップの"本気版"。ニュースを集めて記事化し、WordPress・Facebook・X・Instagramへ同時配信します。

情報発信自動化パイプラインの構成図
  • 曜日ごとのテーマで自動生成(月:生成AI/水:マーケ/金:DX)
  • 記事本文・アイキャッチ画像・SNS投稿文・リール動画まで全部AI
  • 最終チェックは人間。投稿するかは人が判断する"半自動"設計
  • Claude CLI × PowerShell × Python で構築

AIが"お客様"になってサイトを診断

AIペルソナがECサイトを訪問・クリック・スクロールして、「なぜ買わずに離脱したか」を教えてくれる次世代のユーザーテストツールです。

ECいんぷるのサービス概要図
  • 属性・価値観・予算を持ったAIペルソナが実際にブラウザを操作
  • 「見て・考えて・動く」を繰り返し、離脱理由や"心のつぶやき"まで記録
  • 実際の人を集めずに、速く・安く・繰り返し検証できる
  • ChatGPT・Gemini・Claude・Grokを役割ごとに使い分けて品質を担保

どれも「AIに丸投げ」では作れません

見た目は派手でも、中身は小さな機能の積み重ねです。
そして、作る前に「何を作りたいか」を自分の言葉で整理する工程があります。

ここからが本題

どうやって「言葉だけ」で、こういうシステムをAIに作らせるのか?

その答えが、次にお話しする 「旅のしおり」という考え方 です。
今日皆さんが体験した「プロンプト1→2→3」も、実はこの考え方の入り口だったんです。

「旅のしおり」から始める

AIにコードを書かせるのは、自動運転車で旅行に出かけるのに似ています。
目的地だけ伝えれば最短ルートで走りますが、味気ない旅になってしまう。

旅のしおりのメタファー図解

観光地(機能)・巡る順番・時間をかける場所・寄り道の余白——
これを走り出す前に描いておけば、AIはあなたが本当に行きたかった場所へ連れて行ってくれます。

覚えておきたい4つのこと

どれも特別な技術ではありません。AIと一緒に旅の計画を立てる、その感覚がすべてです。

1

「丸投げ」から脱却する

「アプリを作って」ではAIも迷います。目的地と、そこで何をしたいかを自分の言葉にする。

2

小さい単位で頼む

1回のお願い=1つの機能。動いたのを確認してから次へ。今日のステップ1→2→3がまさにこれ。

3

AIを"相談役"にする

しおり自体もAIと一緒に作れます。「何を盛り込むと良い?」「抜けている視点は?」と聞いてみる。

4

寄り道の余白を残す

最短距離だけだと面白くない。こだわりたい所・試したい所を明確にしておくと味のある成果物に。

今日の体験こそ、"旅のしおり"そのもの

ワークショップで皆さんが踏んだ3つのステップは、コツ①〜④のミニ版でした。
この感覚のまま、自分の業務でも使えます。

STEP 1
タイトルだけ取る ← 小さい単位で頼む(コツ②)
STEP 2
AIに解説させる ← 会話を重ねて積み上げる(コツ②+③)
STEP 3
LINEに送信する ← 動作確認してから次へ(コツ②)
STEP 4
毎朝自動で動かす ← 最後に"旅のゴール"へ到着
次の一歩:自分の業務で「AIに任せたい作業」を1つ選び、旅のしおりを書いてみてください。分からなければAIに相談役になってもらえばOKです。

ありがとうございました!

AIはもはや「特別な人」が使うものではありません。
自分のやりたいことを言葉にできる人が使えるツールになりました。

今日の「LINEにニュースが届く」は、ほんの小さな成功体験です。
でも、ここから始まる景色は、きっと皆さんの想像を超えて広がります。

このあと
質疑応答タイム

今日のワークショップで気になったこと、自分の業務でどう活かせそうか、何でもどうぞ!